尾崎雄貴 (BBHF/warbear)
ポラロイドのように滲んで掴みどころがなく、そして時折アニメ調にぱっと輝く生地に、
コーラスギターが巧みに縫い付けられていくのを僕は聴きました。
高校生の頃の自分に、このテープを渡してあげられたらと心から思います。
なぜそう思うのかは言葉にするのが難しい。
ただ言えるのは、フォートレイシーハイドの”見つめているもの”が、僕は好きです。
¥2300 + tax
PCD-83017
P-VINE Records
ポラロイドのように滲んで掴みどころがなく、そして時折アニメ調にぱっと輝く生地に、
コーラスギターが巧みに縫い付けられていくのを僕は聴きました。
高校生の頃の自分に、このテープを渡してあげられたらと心から思います。
なぜそう思うのかは言葉にするのが難しい。
ただ言えるのは、フォートレイシーハイドの”見つめているもの”が、僕は好きです。
天才的なソングライティング(ある意味、ブライアンウィルソンの如し)と
80年代〜現在のインディ音楽やJ-Popを驚くほど巧みに消化吸収したサウンド作りの能力をベースに、
彼らと彼女は音楽の力を強く信じ、精一杯の情熱と祈りを込めてその音を鳴らし切った。
とんでもない熱量を湛えたこの音楽作品は、それを耳にした僕らの目の前の時空に
新しい街 『New Young City』 を出現させる。
新しい街に住む “あなたとわたし” “僕と君” の間には、誰もさわれない曖昧で美しい王国が誕生し、
そこで言葉はこう歌われるのだ。
“変わろうとも変えようともわかろうともわからせようともせず、
見つめていたいよ。
それじゃダメかな?”「繋ぐ日の青」
“無垢なままで愛しあって生きてゆける魔法なんてなくて
それでも愛を、
暮らしの哀を、
港の藍を、
知らないそぶりなどできない。”「櫻の園」
これだけ圧倒的な熱量の音楽の中で、こんなまっすぐな言葉が歌われたら、
感動してしまうじゃないか。
For Tracy Hydeの音楽が、早く多くの人(日本だけじゃなく、アジアやヨーロッパ、世界中)に届いて、
多くの人に口ずさんでもらえるようになればいいと心から思う。
彼らの作品を聞いて反射的に口角が上がった。
熱い物を触って反射的に反応するように。
ドリームポップやシューゲイザー好きな人のプレイリストを覗かれているような
音像、コード感、メロディ、声質だった。
そのうちの一人が僕。
イントロを聞いただけでたまらなくなるあの気持ちと胸が締め付けられるような甘酸っぱさを経験したいならお勧めしたい。
今までFor Tracy Hydeがリリースする度に、管梓天才!と思わされてきましたが今作は格別。
全てのヤングに(今ヤングである人、これからヤングになる人、
かつてヤングだった人、全ての人が抱えるヤングにとって)
エヴァーグリーンな輝きを放ち続ける金字塔になると思う。
特にラブイズブルーからハッピーアイスクリームの流れは素晴らしい。
初恋に挫けた時に受けた傷のかさぶたを弄られるように心がむず痒くなる。
この気持ちをエモいって言うのか?
なるべく多くの人にこの作品が届きますように。
For Tracy HydeはJuniper And Lamplightの頃から追いかけていますが、
新譜を拝聴するたび、ソングライティングの冴えと美意識の徹底が更新されており、
驚きとリスペクトを感じます。
初期から一貫した、そのあまりにも優美なメロディと、
切り出せなかった言葉や、出せなかった手紙のような心のもどかしさ。
これらの要素をポップミュージックとして組み上げてしまう見事さに底知れない畏れを感じ、
フィールドは違えど同じ音楽を作る人間として、本当に背筋が伸びる思いでした。
また、eurekaさんのボーカルにも更に磨きがかかっており、
優秀なソングライターと素敵なボーカルを抱えたバンドの素晴らしさが際立っていました。
そしてレコーディングをはじめとしたサウンドプロダクションも抜群に素晴らしかった。
2019年一番、美学の純度が高いアルバム、ぜひ聴いていただきたいです。
夏bot・eurekaインタビュー掲載
夏bot・eureka・U-1・Mavインタビュー掲載
夏bot・U-1・Mav・草稿インタビュー掲載
eureka・夏bot・U-1使用ギター解説掲載
インタビュー掲載
メール・インタビュー掲載(イタリア語)
レビュー掲載
夏botインタビュー掲載
メンバーによる全曲コメント掲載(英語)
吉岡里帆さん出演のウェブ広告映像のBGMに「Glow With Me」起用
The Beatles『Abbey Road』リリース50周年&映画『Yesterday』公開記念企画に夏botが参加
#FTHNYC ツアーのマニラ公演のライブ・レポート掲載(英語)
夏botインタビュー掲載
夏botインタビュー掲載
Riccardo Cavrioli氏2019年年間ベストに選出
2019年年間ベストに選出
2019年推薦盤に選出
インタビュー掲載(タイ語)
インタビュー掲載(英語)
2019年年間ベスト・アルバムに選出
2019年年間ベスト・ソングに選出
インタビュー掲載(スペイン語)/レビュー掲載(英語)
「Girl’s Searchlight」が9/2~8週推薦曲に選出
9/9(月)16:00~18:55放送『ラジモ!』の16時台にコメント出演
9/9(月)20:00~21:00放送『LIKE SONG』に夏botが出演(翌週24:00~25:00に再放送)
9/18(水)15:00~17:55放送『mix』の15:00~16:30枠にコメント出演
『夕刊ラジオ』9月度エンディング・テーマに「Girl’s Searchlight」が選出・9/24(火)16:00~18:55放送回にコメント出演
10/8(火)18:00~21:00放送『アフター6ジャンクション』の19:00〜19:30枠にてスタジオ・ライブ(オンエア日より1週間タイムフリー視聴可)
w/fish in water project/popoq/WALTZMORE/Plot Scraps
Open 16:00/Start 16:30
Tickets
Adv ¥2,500 (+1D) / Door ¥3,000 (+1D)
予約: Email
w/EASTOKLAB/colormal
Open 18:00/Start 18:30
Tickets
Adv ¥2500 (+1D)/Door ¥3000 (+1D)
予約: E+
Email
w/fedress/colormal/Shiki/花束とカーテン
Open 17:30/Start 18:00
Tickets
Adv ¥2,000 (+1D) / Door ¥2,500 (+1D)
High School Students and below: Free entrance
予約: Email
w/warbear/エイプリルブルー (O.A.)
Open 18:00/Start 19:00
Tickets
Adv ¥3000 (+1D)/Door ¥3500 (+1D)
予約: E+
Email
w/Chucheewa/Parim
Open 19:30
Tickets
600 Baht
予約: Ticketmelon