【重要】For Tracy Hyde解散のご報告 (JPN)

For Tracy Hyde解散のご報告

拝啓

平素よりFor Tracy Hydeをご支援いただきありがとうございます。

このたびFor Tracy Hydeは3月25日(土)渋谷WWWXでのライブをもってバンドとしての活動を終了し、解散する運びとなりましたことをご報告いたします。突然のお知らせとなってしまい心よりおわび申し上げます。
去る2022年の年明け以降、バンドとしての活動方針について何度も話し合いを重ねてまいりましたが、現行の体制で足並みを揃えて活動を継続すること、バンドとして、あるいは個々人として本来達成しうる成長を成し遂げることが困難であると判断いたしました。新たなメンバーの加入をもって代替することも想定できず、またバンドとしての活動が10年目という節目を迎え、活動に区切りがついたという手ごたえも少なからず感じております。
10年という長いようで短く、短いようで長い時間ではございましたが、国内外を問わずたくさんの方と音楽を通じて繋がれたことの喜びを心より噛みしめております。数少ない残りのライブもこれまでと変わらず精一杯演奏いたします。また、道を違うことにはなりますが各メンバーは今後もそれぞれのペースで音楽と向き合っていくこととなりますので、今後ともご支援いただけましたら幸いです。改めて感謝を申し上げます。

敬具

2023年1月5日
For Tracy Hyde一同


日頃より応援してくださっている方に突然このようなお知らせをすることとなってしまい、残念に思います。そして、今まで私たちを応援してくださったこと、感謝しかありません。長い長い間、本当にありがとうございました。

 

私はFor Tracy Hydeのメンバーとして、普通の人生を歩んでいたら見られなかったような景色を見ることができました。正直再生回数とかどこでライブをしたとかそういったことは本当にどうでもよくて。ただ、ライブを見に来てくださった方たちの眼差しがずっと焼き付いていて忘れられず、その目が見たくて今まで私は歌ってきました。私もエウレカとして、誰かの心の中に何か残せていたらいいなと思っています。私たちの最後の輝きを見に来ていただけると嬉しいです。

 

今後はかねてより活動してきたFerri-Chromeのギターコーラスとして活動を続けて参ります。また、何かしらの依頼などあればお気軽にお声がけください。インターネットにも存在し続けますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

eureka


突然このようなお知らせをすることになってしまい申し訳ございません。

元来リスナーとして90年代にアルバムを1~2枚しか残さずに消えたUKインディ・シーンの有象無象のバンドたちを愛好していた自分にとって、ひとつのバンドで何十年も活動を継続したり、アルバムを10作以上もリリースしたり、といった長きに渡る活動は端から眼中にないものでした。もちろん敬愛するバンドのなかにはそういうバンドもいくつもいますが、自分の気質として、関心として、自分自身がそうなるというのは考えがたかったのです。そこでFor Tracy Hydeの始動当初より、バンドの活動について自分のなかで定めていた指針がいくつかありました。

 

・バンドとしての活動を絶対に半永久的なものにはせず、かならず区切りをつけること。

・その区切りが無責任に再始動への期待を抱かせる「活動休止」ではなく、終了を明確に内外に印象づける「解散」という名目を取ること。

・そのタイミングがバンドとしての活動の一つの到達点であること。

 

『Hotel Insomnia』のリリースをもってFor Tracy Hydeは間違いなく音楽的に一つの到達点にたどり着きました。自分をギターの道へと向かわせた存在であるRideのMark Gardenerとの仕事を経験し、また個人的に長年の憧れであったシンガポールのEsplanadeの屋外シアターでの公演で世界の舞台へ返り咲くこともできました。今後数十年に渡って折りに触れて掘り返され、シーンへの影響を及ぼしうるだけのものを積み上げてきた、という確かな実感が自分のなかにあるからこそ、誇りを胸にいまこのバンドの活動に幕を降ろすことができます。リスナーの皆様、ここまで支えてくださりほんとうにありがとうございました。そしてこの道のりを共にしてきたメンバーもありがとう。

 

今後はエイプリルブルーのギタリストとして、また個人で作家としてソングライティングに励むとともに、新たなプロジェクトの始動に向けた準備を進めていこうと考えております。自分まだまだやれます。今後ともおつきあいのほどお願い申し上げます。

 

夏bot


オリジナルメンバーでこそないものの初期から関わり続けて10年、長かったような短かったような、不思議な気持ちです。このバンドをやっていなかったら行くことはなかった場所に多く行き、このバンドをやっていなかったら会うことはなかった人と多く出会えた10年でした。このバンドを聴いてくれた・関わってくれたすべての皆様に心からの感謝を申し上げます。

 

振り返って何より喜ばしく思っているのは、自分がリスナーとして聴きたいと思えるアルバムを5枚残すことができたこと、国内外の多くの人にそれを届けることができたことです。メインのコンポーザーではないものの何曲かは作曲で貢献し、いちメンバーとして演奏やアレンジのアイデアなどで貢献できたことを誇りに思っています。我々が活動を終えたあとも、我々の作品がリスナーの皆様(あるいは、解散後に我々の作品と出会ってくれる皆様)の人生に彩りを与えられることを願っています。

 

今後の活動としては、かねてより行っているシバノソウとのバンド活動を継続するほか、楽曲提供なども引き続き行っていきたいと思っていますので、引き続き応援していただけると嬉しいです。ほかの活動は何も決めていないですが、もし自分を必要としてもらえる場があればお力添えしたく思っていますので、知人や知人じゃない各位は何かあればお声がけください。インターネットで僕と握手(ふぁぼ)!

 

Mav


加入してから約4年間、おおむね楽しくバンド活動出来ました。

これも皆様がTwitterで感想をくれたり、ライブハウスに見に来てくれたからです。

 

僕のバンド人生は、大学1年生の終わりにMavたちとNUMBER GIRLのコピーバンドを組んだことから始まりました。

For Tracy Hydeがコピーされることで何か人生が変わるようなバンドであったなら、それはいいバンドだったのだろうと思います。

 

今後バンド活動をやる予定はありませんので、是非草稿がドラムを叩く姿を見に来てください。

 

ライブハウスで僕と握手!

 

草稿

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